足の静脈が太くなって浮き出て見える状態を「下肢静脈瘤」と言います。
血管には血液の逆流を防ぐ「弁」がありますが、この弁があらゆる理由で壊れると血液が逆流し、血管が浮き出るようになります。
特に妊娠や出産を経験した女性は静脈が広がりやすいため、下肢静脈瘤になりやすいと言われています。
また、長時間の立ち仕事をしている方に多く見られます。静脈の流れが滞るためです。
命に関わることはありませんが、外見やだるさなどの症状が気になる方は治療を行うといいでしょう。次の方法が挙げられます。
● 圧迫療法
症状をやわらげるために、医療用弾性ストッキング(足の締め付け効果があるストッキング)を着用します。
● 硬化療法
下肢静脈瘤に注射をして、血管を固める治療法です。軽度の下肢静脈瘤の方に適しています。
● ストリッピング手術
静脈にワイヤーを入れて、静脈を抜き取る手術です。
● 血管内レーザー治療
静脈にレーザーファイバーを挿入し、内側からを焼いてふさぐ手術です。ストリッピング手術よりも負担が少ないのが特徴です。